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-Q 冠婚葬祭のマナーとは?おくやみ -

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A 連絡を受けたら出席が基本

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お葬式は、「お通夜」「お葬儀・告別式」「火葬」「初七日法要」と2~3日がかりで行われるのが普通です。人の死は突然なので、事前の招待状などはありません。家族や親せきなど、近い血縁(三親等くらいまで)の場合は、電話などで連絡を受けたら参列します(会社の就業規則により忌引き休暇をもらえます)。

遠い親戚、会社の取引先の人、恩師、友人・知人に不幸があった場合にも参列します。お通夜だけ、告別式だけの参列でも差し付かえありません。

お葬式では、喪服(黒の服装)で身じたくを整え、お香典(おくやみの現金を不祝儀袋に入れたもの)をもって、連絡された日時に葬儀会場に出かけます。お祝いごととは違うため、静かに参列して、亡くなった人の冥福を祈ります。儀式は、仏式、神式、神式、キリスト教式と宗教に方法が違うので、まわりの人たちに合わせて行動すると良いでしょう。

服装は、男性は地味なスーツと黒のネクタイ、黒の靴、女性の場合も 地味なスーツかワンピースに黒の靴を選びましょう。なお女性の場合、アクセサリーについては、弔事にはつけないのが一般的ですが、パールのネックレスやブローチなどは用いてもよいとされています。

引用・参考文献

NPO法人ブリッジフォースマイル 理事 林恵子.ひとり暮らしハンドブック巣立ちのための60のヒント.初版第5刷発行,2010,164p.